復帰支援(リワーク)とは?
復帰支援(リワーク)とは、うつ病や気分障害などのメンタルヘルス不調で休職している方に対する、職場復帰に向けた復職支援プログラムのことです。職場復帰したい方のよりスムーズで確実な復職をサポートするほか、再休職の予防にもなります。ご利用条件は以下の方が対象となります。
- うつ病や気分障害などのメンタルヘルス不調で現在休職中の方
- 復職したい気持ちがあり、リワークプログラムに取り組む強い意思がある方
- 主治医および勤務先よりリワークプログラムに通うことを許可されている方
- 勤務先との連携をご了承いただける方
- お住まいの市区町村にて「障害福祉サービス受給者証」が発行可能な方
現在離職した方、離職後の再就職には「就労移行支援」が対象となります。(その他詳細はお問い合わせください。)
リワークプログラムの概要
職場復帰までの3~12ヶ月程度、継続的にコレンド東陽町(東陽町)に通ってリワークプログラムを受けていただきます。
プログラムでは集中力や作業能力を回復させるためのオフィスワーク、また復職した後の職場で発生する対人関係などのストレスに適切に対処できるようにするための心理教育や職場を想定したアサーションを取り入れたSSTなどの対人技能(コミュニケーション)プログラム、自分自身の疾患の状態を把握し、管理するための自己管理プログラムなど多岐にわたります。さまざまなプログラムを受講することで復職準備性をあげ、復職につなげていきます。
復職支援プログラムで仕事を継続できる人が増加
リワークの研究データにおいて、リワークプログラムの利用者と非利用者で復職後の就労継続率を比べたところ、リワークプログラムの利用者は非利用者に比べて復職後2年以上経過後、就労継続できている率が高く、再休職のリスクが低いことがわかっています。
※年齢、性別、診断名、これまでの休職歴、業種、企業規模などについて、それぞれ同じような対象者同士を組み合わせて解析しています。出典:『産業精神保健』20 (4) 2012より
復帰支援(リワーク)サービスご利用までの流れ
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1.お問い合わせ
お電話またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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2.見学
施設をご見学ください。スタッフよりプログラム内容などについてご説明します。
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3.利用申込み
ご利用を希望される方は主治医より「診療情報提供書」を入手していただきます。
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4.受給者証の申請・発行
お住まいの市区町村に障害福祉サービス受給者証の申請手続きをお願いします。
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5.スタッフと面接
スタッフより状況の聞き取りを行います。
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6.勤務先にヒアリング
休職中の職場および人事担当者に復職についてのヒアリングを行い、職場復帰に向けた活動の進め方を確認し、合意を得ます。(勤務先の合意が得られていない場合はリワークをスタートできません)
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7.受入検討会議
受入検討会議を支援者間で行います。問題なければご利用いただけます。
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8.リワーク(職場復帰支援)プログラム開始
リワークプログラムへの参加を開始し、復職準備性の向上と再休職予防を目指します。勤務先とも連携を行います。
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9.リワーク(職場復帰支援)プログラム終了、復職へ
職場への復帰時期を勤務先と調整します。
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9.職場復帰後のフォロー
必要に応じて勤務先との連携を行います。